2016年03月26日

シャルロットカ

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かなり前から興味があって、ことし2月に、集中講義「日露交流史」の先生を囲むお茶会のために作ってみたのですが、その時は、自分では60点くらいの出来で(食べてくださった方、ごめんなさい)、再挑戦したいと思っていました。
本日、第三回「ロシアの日」を開催することができたので、次のように作ってみました。少し焦がしてしまったのと、バニラビーンズを入れすぎてしまったので、評価としては80点くらいでしょうか。味は満足できました。なお、基にしたレシピは荻野 恭子さんの「ロシアのパンとお菓子」ですが、材料や手順を少し変えています。

材料(15cm丸型一個分)
中身
りんご 2個
バター 大さじ2
砂糖 大さじ2
生地
薄力粉(ふるう) 100g
卵(室温に戻す) 3個
砂糖 100g
バニラビーンズ 少々(3cmくらい)
溶かしバター 20g
コーンスターチ 大さじ1
粉砂糖、シナモンパウダー 適量

作り方
1.りんごは4〜6等分して皮と芯を除き、1cm弱の厚さの小口切りにする
2.フライパンにバターを熱し、りんごと砂糖を加える。よくまぶしてから強火にし、水気がなくなり少しカラメル状になるまで手早く加熱して火を止め、冷ます
3.ボウルに卵を溶き、砂糖を加えて湯せんにかけ、ハンドミキサーでしっかり泡立てる
4.バニラビーンズ、薄力粉、溶かしバターを加えて混ぜ合わせる
5.型にCの1/3量を流し入れ、りんごを並べ、コーンスターチを茶こしに入れて振る。残りの生地を流し入れ、表面をならす
6.180℃に熱したオーブンの下段で30分焼き、焦げそうだったら上にアルミ箔をかけながら、160℃にしてさらに20分焼く。竹串を刺して何も付いてこなくなれば焼き上がり。完全に冷めてから粉砂糖とシナモンパウダーを振る

本には、型もアルミ箔で作ると書かれていましたが、紙のケーキ型を使うほうが手軽です。(もちろん、サイズの合うものを持っていたら、金属でも耐熱ガラスでも良いと思います。)
りんごを炒めるときの砂糖はもう少し増やしたほうが、カラメル風味が強くなっていいかもしれません。次回は大さじ3くらいでやってみます。
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2014年10月16日

プルーンのチョコがけ Чернослив в шоколаде

「プルーンのチョコがけ」が大好きです。ロシアではとても普通の食べ物なのに、日本ではあまり売っていないので、ロシアに行くと買い込んできます。

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8月に買ってきたものをそろそろ食べつくそうかという頃、手軽に自作できないだろうか、と試してみたところ、かなり乱暴な方法でも、それなりにおいしくできることがわかりました。

材料
普通に売られているドライプルーン(種抜き)
コーティングチョコレート(「エプロン」のものを買ってきました)
その他チョコレート各種
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作り方
あまり大きくないカップにチョコレートを入れて電子レンジにかけて溶かす。時間はチョコレートの量に応じて加減する
溶けたら均一になるようにヘラなどでよく混ぜる
竹串2本を箸のように使ってプルーンをチョコに漬け、クッキングシートを敷いたバットに並べて冷蔵庫に入れる
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カップに残ったチョコはそのまま冷まして、また次回、適宜チョコを足して使います。
洗うものも少なくて済み、12個くらいなら5〜10分程度で作業完了と、ほんとうに手軽です。
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コーティングチョコだけだと味が物足りないのでは、と思って、いろいろなチョコを混ぜていますが、いただきものの、ナッツの入ったロシアチョコを加えたら、面白い歯ざわりになりました。

改めて調べたら、プルーンにあらかじめクルミを入れたり、コニャックに10時間ほど浸したり、といったレシピもあるようです。いつかそういう贅沢な試みもしてみたいです。
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2010年12月19日

チェブラーシカクッキー

ロシア料理とはいえませんが、昨日から公開されている映画のキャンペーンで、世の中チェブだらけなので、便乗してみました。

白いほうの生地
薄力粉(全粒粉) 100g
バター 75g
さとう(粉末黒砂糖) 35g
卵黄 1/2個

黒いほうの生地
薄力粉(全粒粉) 100g
バター 60g
さとう(粉末黒砂糖) 35g
卵黄 1/2個
ココア 12g

1.バターを柔らかくしてよく練る
2.さとうを加えてよくすり混ぜる
3.卵黄を加えてよく混ぜる
4.ふるった小麦粉を入れて切り混ぜ、一つにまとめる
(黒いほうの生地は小麦粉とココアを一緒にふるっておく)
5.白いほうの生地は1対2に分け、1のほうは細い棒状にして(A)、2のほうはひとかたまりにして(B)ラップで包み、冷蔵庫でねかせる
6.黒いほうの生地から80gずつ二つの塊を取って、それぞれ細い棒状にする(C:耳)。(Aとほぼ同じ太さか、少し太めにする。)残りの黒い生地はラップにはさんでなるべくうすく四角く伸ばし(D)、それぞれ冷蔵庫でねかせる
7.Aがしっかりと固まった頃、冷蔵庫からDを出す。Dがすこし柔らかくなったらAを乗せ、ぐるりと巻く(E:顔)。余分なところは切り落としてきれいな棒状にし、手で温めてしっかり密着させるとよい。ラップに包んで冷蔵庫でねかせる
8.Eがしっかりと固まったら、Cと組み合わせてチェブラーシカの形にする。手で温めてしっかり密着させ、落ち着くまで冷蔵庫に入れておく
9.Bから少し生地を取って細い棒状にし、冷やし固めて縦に4等分する(F)
10.Bの残りをラップにはさんでなるべくうすく長方形に伸ばす(G)
11.Gの上にチェブラーシカの顔+耳を置き、すきまにFを詰めて、Gで巻く。冷蔵庫で冷やし固める

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12.5mm程度に切って、170℃のオーブンで約12分焼く。

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焼き上がりがとても柔らかいので、天板から網に移動させるときに壊しそうでした。要注意です。
この分量で9cm×5cmくらいのチェブ君が15個できました。
目鼻までは手が回りませんでしたが、チョコペンのようなもので描いてもいいかもしれません。
全粒粉や黒砂糖を使ったので、白というより茶色っぽいですが、白く作りたかったら、普通の薄力粉+白砂糖、にすればいいと思います。

・・ちなみに、生地は正統的なアイスボックスクッキーなので、整形に失敗しても大丈夫!適当に棒状にして小口切りにして焼けば、それなりにおいしいクッキーになります(^o^)

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2010年07月20日

Картошка(カルトーシュカ)その3:大失敗編

リュドミーラ先生から、「カルトーシュカはビスケットで作ったほうがいい」とお聞きしたので、ダイジェスティブビスケットを使って、もう一度挑戦してみました。

材料
ダイジェスティブビスケット(プレーン) 60g
くるみ 30g
牛乳 100cc
生クリーム 50cc
チョコレート 50g
コニャック 大さじ2

ビスケットには甘みがあるので、砂糖を入れませんでした。この判断は正しかったのですが、全体としては「大失敗」でした。水分が多すぎたらしく、冷やしても液状のままで、まったく整形できません。やむを得ず、ビスケットを追加したり、チョコレートを倍にしたり、いろいろ手を尽くして、やっと整形できる堅さにすることができました。最終的な分量は次の通りです。

ダイジェスティブビスケット90g+マリービスケット40g
(ダイジェスティブビスケットを使い切っても、まだ足りなかったので)
くるみ 30g
牛乳 100cc
生クリーム 50cc
チョコレート 100g
コニャック 大さじ2

スハリに比べると、ビスケットは、砂糖だけでなく油脂分や水分も多いはずで、同じ重さのビスケットを使ったからといって、水分も同じでいいはずがなかったのです。それなのに牛乳をさらに増やしたりしたのですから、まとまるはずがない、と後から思いました。

できあがりはこんな感じです。
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リュドミーラ先生に食べていただき、「カルトーシュカ」と呼べるかどうかお聞きしてみました。先生のご意見は・・「あなたのオリジナル菓子として、別の名前をつけたほうがいい。Ниигатская ночь(新潟の夜)なんてどう?」・・先生は、とてもおいしいと褒めてくださったのですが、やっぱりカルトーシュカにはならなかったようです。道は険しいです。

先生からは、プルーンを刻んだものを混ぜたらもっとおいしいかも、とのアイディアもいただきました。ぜひやってみたいと思いますが、ますますカルトーシュカから遠くなってしまうことはまちがいなさそうです・・。
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2010年07月19日

Картошка(カルトーシュカ)その2:トリュフ風ジャガイモ?編

カルトーシュカに再挑戦。材料と作り方を次のように変えてみました。

材料
スハリ 50g
くるみ 30g
牛乳 50cc
生クリーム 50cc
砂糖 15g
チョコレート 50g
コニャック 大さじ2

作り方
1.スハリはすりばちで細かくする
2.くるみはフライパンで軽く煎り、あらみじんに刻む
3.なべに牛乳と生クリームを入れて熱し、砂糖と刻んだチョコレートを入れて溶かす
4.火を止めてスハリ、くるみ、コニャックを入れて混ぜ、冷ます
5.一口大に丸めてココアをまぶす

できあがりはこんな感じです。
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こんどは、味はまずまずだと思いました。
ただ、これを「カルトーシュカ」と呼べるのかどうかは疑問です。食べやすさを優先して、「ジャガイモ」の大きさや形にこだわらずに作ったので、見た目はトリュフのようになりました。「トリュフ風カルトーシュカ」? しかし、「トリュフ」はそもそも、「松露のような形のお菓子」だし、と考えたら混乱してきました。私が作ったものはいったい何でしょう・・。
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Картошка(カルトーシュカ)その1:いまいち編

Картошка(じゃがいも)というお菓子があることを教えてくれたのは、ハバロフスクのタチヤーナ先生でした。

ハバロフスクのケーキ屋さんのカルトーシュカ:
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大学寮の隣のスーパーで買ってきたカルトーシュカ:
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切ってみたらこんな感じ:
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食べてみたところ、もっちりした感じの素朴なチョコ菓子でした。
レシピが手に入ったら作ってみよう、と思いつつ、なかなか機会がありませんでしたが、こんなページを見つけたので、挑戦することにしました。
http://www.good-cook.ru/tort/tort_190.shtml

〔和訳ここから〕
材料
スハリ 300g
牛乳 1/2C
砂糖 1/2C
くるみ 1カップ
バター 150g
ココア 大さじ2
(あるいはチョコレート100g+ココア大さじ1)

作り方
1.スハリとくるみを挽肉器で細かくする
2.小さいなべに牛乳を入れて砂糖とココアを入れる。チョコレートを入れるほうが味はよくなる。火にかけて沸騰するまで熱する。沸騰して砂糖とチョコレートが溶けたら、バターを入れて、完全に溶けるまでよく混ぜる。
3.ぬるくなるまで冷まし、挽いたスハリを入れる。大人向けに作るときには、大さじ1〜2のコニャックを加える。
4.よく混ぜて、スハリが水分を吸って膨らむのを待つ。その後、スハリの生地を小さくまとめてジャガイモの形にする。できあがったケーキには、ココアや砕いたくるみ、削ったチョコレートなどをまぶしてもよい。クリームが少しあったら、芽の形にしてくっつけてもよい。ケーキを冷蔵庫に入れて冷やし固める。
〔和訳ここまで〕

見ての通り、材料にジャガイモは入りません。あくまでも形による命名のようです。
「スハリ」とは、パンをからからに乾かしたもので、味のついていないラスクのようなものです。保存食として作られているようですが、おなかをこわした人に、お医者様が、スハリとお茶だけにしなさい、と指示することもあり、療養食としても使われるようでした。ロシアでは食料品コーナーでふつうに売られているものですが、日本では見かけませんので、ラスクの要領で、フランスパンを薄切りにしてオーブンで焼いて、ただし砂糖などを塗らずに作りました。

スハリが用意できたとはいえ、ロシアのレシピを完全に忠実に作ると、とんでもないものが大量にできる危険があるので、全体にほぼ1/3にして、以下のような分量で作りました。

材料
スハリ 100g
牛乳 30cc
砂糖 大さじ2(20g)
くるみ 1/3カップ(30g)
バター 50g
チョコレート 50g
ココア 小さじ1

実は作る前から、「バターを入れる」というところにとても疑問を感じていたのですが、結果は「案の定」で、残念ながらお味は「いまいち」でした・・。


posted by Nori at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | третье/おやつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする